人生の一大イベント、結婚。
これから人生をともに歩んでいくパートナーとお金の話はしてますか?
結婚を間近に控えている方も、これからパートナーを探そうと思っている方にもぜひ覚えておいて欲しいお金の話をしようと思います。
このページで分かること
突然ですが、結婚とは真逆の離婚の話からスタートです。
近年、日本でも離婚率は年々増加していて、決して珍しいことではありません。
離婚の原因ベスト3
1位:性格の不一致
2位:お金の問題
3位:浮気
離婚原因の2番目に、お金の話が入ってきています。
1位の性格の不一致にも、生活の仕方やお金の使い方に少なからず通ずる部分もありますね。お付き合いしている時からお金のことをしっかりと話合うことが、二人の今後の結婚生活を左右するといっても過言ではないのです。
離婚理由になったお金にまつわる原因とは?
一人暮らしをしたことがなかった。
パートナーのどちらか、またはどちらもが一人暮らしをしたことがなく、いざ親元を離れて生活をしていくと生活にどれくらいのお金がかかるのを把握していなかったことが原因。
実家で暮らしていると見えないお金はたくさんあります。また、家事にかかる負担とお金のバランスも明確になってきます。実際自分たちだけで生活を始めてみたら、生活が回っていかない!なんてことも。
お金や保険などに関心がなかった。
これは男性に多くみられることですが、お金や保険に関心がなくパートナーにまかせっきりにしてトラブルの原因になることもあるようです。
当たり前のことですが、お金は使えばなくなります。家計管理や将来のための保険をパートナーにまかせているけれど、自分の使えるお金は無限にあると思っていることがケンカの原因になってしまったり。
パートナーとの金銭感覚が違った。
一方が熱心な倹約家だったり、逆に浪費家だったり。お互いの金銭感覚が違いすぎるのも原因のひとつ。食事にかけるお金がどれくらいなのか、洋服や趣味にお金がどの程度なのか。
自分とは違うお金の使い方に不満が募って離婚するというパターンもありますね。
解決策はお互いを知ること!
このようにトラブルの原因となることというのは、二人で洗い出しをして事前にしっかりと話し合っておけば、解決できることが多いのです。
逆に、あまりにも金銭感覚や生活に対する考え方が違っていれば、改めて二人の関係を見直すチャンスになることもあるかもしれません。これから人生を長く過ごす相手です。のちのち悲しい選択をすることになるのであれば、先にわかっておいたほうがいいこともありますよね。
お金に対する考え方は、友達や近所の人への接し方、食べ物・娯楽の方向性やファッションセンスなど、生活に根付くその人の人間性そのものです。
ですから、一緒に生活をし始めてからではなく先に知って、理解をしておくべきことなわけです。先送りせず、自分の考え方や相手の考えを話し合っておくことが大切ですね。
何を話し合っておけばいいの?
とはいえ、お金の話って何を話し合っておけばいいのでしょう。
・収入と支出、貯金や借金などを含めた財産の状況。
・自分がどういうものに優先的にお金を使いたいのか。
・直接お金を使わないことをどう考えるか。
これはとっても重要です。
すこし想像しづらいかもしれませんが、家事や育児など、生活全般にかかわることを考えてみましょう。
パートナーが専業主婦でいるのか、共働きでも、家事や育児をどの程度分担するのか、そのあたりを相手がどう考えているのかは大切ですね。
このことを踏まえて、二人の将来をシュミレーションしてみましょう。
カップルによって、その人それぞれによって価値観はまったく違いますから、シュミレーションしながらお互いを理解しあっていけることが最良ですね。
幸せな将来のために。
この人と一生一緒にいよう!と決めた相手のこれまでの色々な姿はあなたが一番よく知っているはずです。また結婚ともなれば心も踊ってなかなかお金の話まで頭が回らない!愛があれば大丈夫!と思っている方もいらっしゃると思います。
実際、若いカップルなら、生活にいくらお金がかかるのか、出産・育児のお金や将来の保険のことなどわからないことも多いかもしれません。
でも、やっぱりお金のことはとても大切。日々の会話の中で、少しずつ二人で話し合ってみましょうね。
haco lifeでは、結婚の前に知っておくべきお金のセミナーなどを随時行っています。
また、さまざまなお金に関するご相談も伺っていますので、二人の将来のための話のきっかけに、気になる方はhaco lifeにいつでもご相談くださいね!